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 酒井悦子 -Sakai Etsuko- (江戸しぐさ研究家・演奏家)



酒井悦子

東京都出身
筝曲家・伝統文化コーディネーター
六歳より生田流筝曲を習う
十五歳で宮城流免許皆伝取得
高校生の時より沢井筝曲院に入門、沢井忠夫、沢井一恵、石垣清美に師事
歌舞伎、芝居音楽、黒御簾音楽を第一人者竹内道敬に師事
NHK邦楽オーディション合格
現在、プロフェッショナルとして国際的に演奏活動を行う数少ない筝曲家

資 格

伝統芸能コーディネーター・着物文化コーディネーター・江戸文化歴史検定・生田流箏曲免許皆伝 


 
活動実績

講演・演奏 国内主要演奏

世界文化交流協会カナダ、アメリカ公演に十八歳の時、最年少で参加
韓国元首相パクテジュン氏誕生日記念演奏
東京都庁オープン時、記念演奏
サッチャー元首相来日歓迎レセプションにて演奏
JOCオリンピック総会VIPレセプションにて記念演奏
世界各国来賓の歓迎レセプション時、参議院議長公邸、東京都迎賓館にて演奏
東京国際空港メインステーシ゜のイベントを毎年企画
大田区の姉妹都市である、アメリカセーラム市との交流会で記念演奏
日本主催、世界首脳会議にて歓迎演奏
ブータン国王歓迎昼食会にて演奏

海外演奏

中国北京国賓館にて親善演奏
タスマニアコンサートツアー
Ten Days on the Island (Tasmania)
ヨーロッパツアーコンサート
中国建国60年記念北京コンサート
共演
Stevie Wonder、Cary Lewincamp、五木ひろし、北島三郎

クルーズ関連

1992年より ふじ丸、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす、飛鳥2に乗船し、メインステージ出演のみならず 日本文化関連の企画立案、航路や季節に沿った幅広いジャンルの船内イベントのコーディネイトを手がけている
クィーンエリザベスU来日の際、横浜港入港時にメインステージを勤める

学校教育関連

1995年より幼稚園、小学校、中学校、高校まで、芸術鑑賞教室や体験授業を日本全国の学校でてがけると同時に、教員指導も行っている
1998年より民話などに曲をつけ、読み聞かせ演奏による道徳の授業も実施。学校公演数は200校以上、生徒数10万人以上にのぼる
2006年よりタスマニア訪問時に学校コンサートを精力的に展開

病院、老人施設関連経歴

1998年より専門の療育音楽を学び、五年の現場実習を経て、現在 病院コンサートや、老人施設での療育音楽の時間を担当している
音楽を耳から取り入れ、体感し、また能動的に参加を取り入れ指先を使う事により脳の活性化を促すことは、業界から注目を集めている

録音・出版 大日本家庭音楽協会レコーディング及び楽譜出版に協力参加
地元民話につけられた曲を録音/保存し、区内全図書館に寄贈
日立CM<この木なんの木気になる木>の邦楽バージョン録音
Fresh Wind (Cary Lewincampとの競演) CD発売
江戸端唄、小唄曲集
 執筆 〈執筆〉
老友新聞 「孫に伝えたい江戸人のこころ」毎月連載 「気ままに城巡り」隔月連載

〈執筆 ペンネーム:小柴皐月〉
■電子書籍
美しい所作とマナー入門 自分を変える和の礼法
美しい言葉えらび入門 人間力を敬語力
美しい所作とマナー入門 ビジネス編・一瞬で信頼を掴む
男の品格入門 仕事も恋愛もワンランクアップ
小学校入学までにこれだけでオッケー!育児が楽しくなる「しつけ」の教科書                               以上 インプレス社



■書籍
美しい人を作る「和」の所作  立東舎


   江戸しぐさ


みなさまは「江戸しぐさ」をご存じでしょうか?
「江戸しぐさ」という名称から“江戸時代の人々の立ち居振る舞い”の事だと
お思いになるでしょうが、それだけの事ではありません。
江戸時代の人々が“笑顔で暮らせる生活環境”を作るため、
“他者への思いやり”に溢れた
正に「人として恥ずかしくない心構え」その全般を意味するのです。

音楽に演奏家と観客との出会いがあるように、
「江戸しぐさ」の基本には“人と人との出会い”の中で
気持ちよく一緒に生活するために、最低限“守り合う心の規範”がありました。

例えば・・・  

○傘かしげ    お互い濡れないように傘をさす
○こぶし腰浮かせ  席を詰めて譲り合いをする
○カニ歩き  狭い道では、お互いに横歩きをする

など

このような“ルールをわきまえて実践する”という事が
「粋(いき)」な江戸っ子であり、心得の無い者は
「稚児しぐさ」として疎まれたのでした。
江戸の町人は、出会う人は「仏の化身」と思い“失礼の無いしぐさ”を身に付け、
“自分は一歩引いて相手を立て、傷つけず、威張りもせず、媚びもせず”
対等な人間同士として自然に振る舞って来たのです。

昨今は「礼儀の国、日本」が失われつつあります。
国内はもとより国際的にも通じる常識、良識、作法やプロトコルが
求められておりますが、日本文化の支柱となるものそれこそが「江戸しぐさ」です。
しぐさは「仕草」と書き、心で思ったことをサッと態度で表現することが基本となります。
これには、相手の息遣い、声色、情熱などを瞬時に五感で感じ取り、
相手との温かい友人関係を育てる事が出来なければなりません。
洗練され、繊細で淡泊「粋(いき)」な仕草や、状況ごとの適切な仕草などは、
人が見ていようといまいと“磨く心”さえあれば、
何時でも何処でも実践することが出来ます。

「江戸しぐさ」は、今も昔も日本人が“身に付けておく大切な心得”として、
世代から世代へバトンを渡すように
伝承されて行かなければならないものなのです。


                                                          酒井 悦子

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